募金

公益法人と大学のコラボ企画から生まれた“寄付したくなる”募金箱、運用開始へ。

公益法人と大学がコラボ「寄付したくなる募金箱」

募金箱にも設置の場所や方法で集まる募金額が違ってくるというニュース(5月28日付『知っている?募金箱の設置にもTPO』)を紹介しましたが、今回は公益法人と大学のコラボレーション企画で生まれた“寄付したくなる”愛らしい募金箱のニュースです。

引用文:神戸新聞NEXT

神戸芸術工科大学(神戸市西区学園西町8)で製品デザインを学ぶ学生たちが「寄付したくなる」をテーマに手掛けた、アクリル製の募金箱が完成した。プレゼント用包装箱を模した形状や、笑った口の形をした硬貨投入口など、愛らしいデザインが魅力。今後、量産品が兵庫県内各地の商店などに設置され、災害被災地を支援するNPOなどへの助成に寄付金が生かされる予定だ。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201411/0007514960.shtml

 

兵庫県のNPOや市民団体を支援する公益財団法人ひょうごコミュニティ財団は、『募金箱によるNPOと市民の「接点」拡大プロジェクト』の一環として、神戸芸術工科大学と共同で新しい募金箱の開発を進め、このほど作品のお披露目が行われました。製作にあたったのは同大プロダクトデザイン学科の3年生有志6人で、“寄付したくなる”をコンセプトに、2ヶ月あまりかけて計8作品を完成させました。

できあがった募金箱はアクリル製で、赤いリボンをあしらったプレゼントボックス型の募金箱や硬貨投入口が笑顔の口の形をしている募金箱など、どれもアイデアいっぱいの力作揃い。8作品の中から2作品(下記のリンク参照)の運用化が決定し、作品を手がけた一人、佐藤由希さんは「誰かにプレゼントをする感覚で募金をしてくれたら」と話しています。

ひょうごコミュニティ財団では今後、県内各地の企業や商店などに新しい募金箱を設置し、集まった募金を基に、子どもや障がい者、災害被災地などを支援するNPOや市民団体の助成に活用していくそうです。町のあちこちで見掛ける募金箱も、こんな愛らしいデザインだと道行く人の目にとまり、募金額も増えるかもしれませんね。

 

・“寄付したくなる”募金箱(神戸芸術工科大学HPより)

http://www.kobe-du.ac.jp/2014/11/45898/

震災復興の象徴、気仙沼イルミネーションの存続に向け募金を呼びかけ!

震災の翌年から毎年冬に開催される宮城県気仙沼の「ONE-LINE気仙沼イルミネーションプロジェクト」。気仙沼港を幻想的な光の帯で包む壮大なイルミネーションは、復興の象徴として、地元の人はもちろん、東北の人たちから大きな期待が寄せられています。ところが思うように進まない復興の影響もあって資金不足から存続が危ぶまれ、同プロジェクトでは市民や企業に募金を呼びかけています。

引用文:河北新報オンラインニュース 厳冬の気仙沼港を温かな光で包む「気仙沼クリスマスイルミネーション」プロジェクトが、苦境に立たされている。昨年は募金や協賛金が思うように集まらず、大幅な赤字に陥った。29日の開幕を前に、実行委は「冬の観光イベントとして定着させたい」と市民の協力を呼び掛けている。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141113_15013.html

「ONE-LINE気仙沼イルミネーションプロジェクト」は、東日本大震災で灯りが消えた気仙沼港に再び灯りを取り戻し、気仙沼の明日を担う子どもたちに希望の“光”を届けようと、地元の有志が中心となって企画されました。プロジェクト名の「ONE-LINE」には、気仙沼の“湾(わん)”、そしてそこで市民が“一つ”になって復興に尽力するという二つの意味が込められています。

これまでの2回と同様、今年も資金不足が大きな壁となっています。背景にはなかなか進まない復興の現状があると言われ、同プロジェクトでは現在、資金確保に向けて市内20カ所に募金箱を設置するなど市民や企業に協力を呼びかけています。また銀行や郵便局からの振込による募金も受け付け、プロジェクト実行委員長の宮井和夫さんは、「震災で真っ暗になった街を子どもたちに見せたくないとの思いでスタートさせた。冬の観光イベントとして続けるため、市民からの善意が頼みの綱」と訴えています。

今年の開催は11月29日から来年1月9日まで。点灯式は11月29日午後7時からで、昨年に続きディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』の主題歌を歌うMay J.さんのチャリティーライブが行われます。イルミネーションエリアは気仙沼内湾地区の岸壁約1300m、周辺施設や住宅を合わせおよそ30万個のLEDが点灯(18時~22時 大晦日は翌元旦の朝6時まで)されます。一人でも多くの人の善意が届けられ、復興の象徴として、また気仙沼の冬の風物詩として長く存続されることを願いたいですね。

・ONE-LINE気仙沼イルミネーションプロジェクト

http://kesennuma-christmas.com/

・久本雅美さん、ポカスカジャンさんからの応援メッセージ(youtubeより)

洋服で寄付ができます 古着で国際協力をしよう!!

衣替えや大掃除などのたび、もう着ることのないと思われる服の整理に頭を悩ます人も多いのではないでしょうか。大切にしてきた洋服たち。ただ処分してしまうのではなくて、別なカタチで活用されるのなら、うれしいことはないですよね。何か社会貢献したいのだけれど、「お金を出すのは…」とためらわれている方にも朗報です。

 

古着リサイクルプログラム

ミャンマーとベトナムで社会的に弱い立場にある人たち、とくに女性、障害児者、難民など、困難な状況を抱えている人たちの自立を応援するために活動している認定NPO法人BAJ(ブリッジエアージャパン)が古着をリサイクルプログラム「フルクル」を行っています。このプログラムで集まった古着は、リサイクル業者に買い取られ、その収益をBAJのミャンマー、ベトナムでの支援活動にあてられます。

 

送れるもの

衣類であれば下記の「送れないもの」以外何でも回収可能です。

カバン・靴(「送れないもの」以外何でも回収可能です)、毛布、バスマット、シーツ、下着(新品のみ)、ベルト、マフラー、ぬいぐるみ、ダウンジャケットなどもOKです。

*季節・流行・大人用・子ども用 問いません。

 

送れないもの

制服、学生服、作業着、着物

社名や学校名が入ったもの

ふとん、まくら等の綿が入っているもの

スリッパ、長靴、ゴム製品

雑巾、ひも、ハンガー

 

送料は?

送料は元払い(送り主様負担)です。負担は下記住所倉庫までの送料のみ。

送料はご利用の運送会社様・箱のサイズ・重量等によって変動しますので

詳細・お見積り等は各運送会社様にお問い合わせ下さい。

 

送付先

〒662-0934 兵庫県西宮市西宮浜3-14-4 BAJ倉庫

日光物産気付

 

詳細はこちらのサイトへ

http://www.baj-npo.org/Donation/index06.html

Facebookがエボラ救援募金を開始 感染拡大の防止と感染者の治療に当たっている人たちに支援を

日本にいながらも感染拡大の恐怖を感じる昨今です。

Facebookがインターネット上でエボラ出血熱救援募金活動を開始しました。

CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、「エボラの感染拡大を止めることは地球規模の課題だ」と重要性を訴えています。

 

引用文:msnニュース

米フェイスブック、エボラ熱募金で専用ボタン設置へ

【AFP=時事】フェイスブック(Facebook)は6日、西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱をめぐり、対応に当たる支援団体への寄付が可能となるボタンを設置すると発表した。ボタンの利用で10億人を超えるユーザーは容易に寄付が行えるようになる。

 

このボタンは、利用者のニュースフィードの最上部に表示される予定。国際医療隊(International Medical Corps)や国際赤十字・赤新月社連盟(International Federation of Red Cross and Red Crescent Societies、IFRC)、子ども支援の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」の3団体に対して寄付が可能となる。利用者の寄付は、直接これらの団体に届けられるという。

 

【翻訳編集】AFPBB News

http://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%E7%B1%B3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%81%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E7%86%B1%E5%8B%9F%E9%87%91%E3%81%A7%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3%E8%A8%AD%E7%BD%AE%E3%81%B8/ar-AA6W62S

 

Facebookがインターネット上でエボラ出血熱救援募金活動を開始したというニュースが流れてまもなく、寄付ボタンがFecebookのニュースフィード最上部に常に表示されるようになったので、気づいた人も多いのでは?

募金額は1000円から。Facebookのページにアクセスし、感染拡大の防止と感染者の治療にあたっている3団体から募金先を選び、PayPalやクレジットカードなどで支払います。

 

エボラの感染拡大が地球規模ということだけに、Facebookからの募金も地球規模で行われ出しました。その中の大切な一人として是非協力を!

楽天クラッチ募金「エボラ出血熱」”緊急援助募金口座”を開設

日々感染拡大が懸念される「エボラ出血熱」の治療を支援しようと、募金受付口座を楽天グループのインターネット募金「楽天クラッチ募金」が開設。11月30日まで受付されます。

引用:マイナビニュース

楽天銀行は27日、2014年3月以降、西アフリカで流行しているエボラ出血熱の治療活動支援のための募金受付口座を、楽天グループのインターネット募金「楽天クラッチ募金」として開設したと発表した。

 

楽天銀行口座を保有する顧客は、楽天銀行口座を利用して、24時間いつでも募金を振り込むことが可能。また、楽天銀行口座を持っていない人も、指定口座へ直接募金を振込みできる。

http://news.mynavi.jp/news/2014/10/27/389/

募金は、特定非営利活動法人国境なき医師団日本の「エボラ出血熱緊急援助」寄付され、現地での治療活動に使われるそう。必要な資金を上回る場合は、 他の緊急援助活動にあてられる場合も。エボラ出血熱緊急援助に関する募金は、楽天銀行の募金口座へのお振り込みによる受付のほか、「楽天スーパーポイント」、クレジットカード「楽天カード」および電子マネー「楽天Edy」による受付も実施する予定だそうです。

インターネットから気軽に募金ができそうですね、是非協力を!

 

募金受付口座 銀行名 楽天銀行

支店名 ホンテン

支店番号 101

口座種別 普通預金口座

口座番号 9000199

口座名義 楽天銀行株式会社 楽天クラッチ募金 エボラ出血熱緊急援助募金口

口座名義カナ ラクテンギンコウ(カ)ラクテンクラツチボキン エボラシユツケツネツキンキユウエンジヨボキングチ

※お客さまの楽天銀行口座からの寄付に振込手数料はかかりません。 ※楽天銀行口座以外からのお振込は、各金融機関が設定する振込手数料がかかります。 ※クラッチ募金については、領収書の発行はいたしません。また、寄付金控除の対象にはなりません。

あなたの寄付で「子どもが大切な自分を守るCAP(子どもへの暴力防止)を1万人の子どもへ届けよう」

誘拐やいじめなど子どもが被害にあう事件報道があとを絶ちません。心配だからといって、おとなが子どものそばにずっとついていることもできません。CAP(子どもへの暴力防止)プログラムは、子どもが自分自身で自分の身を守ることができることを考える人権教育プログラムです。これまでCAPを開催するためには学校などが費用を負担してきました。大切な子どもたちを守るために学校の負担なしで、神奈川県内のひとりでも多くの子どもたちにCAPを実施しようと横浜のNPOが寄付を募っています。

 

CANPANニュース:

1万人の子どもにCAPを届けるキャンペーン 「あなたの寄付で子どもたちにCAPを」「無料でCAPを実施する学校を募集!」

設立10周年を迎えた認定NPO法人エンパワメントかながわでは「1万人の子どもにCAPを届けるキャンペーン」が始まりました。

☆10年間で出会った子どもたちに感謝をこめて・・

虐待をはじめとする暴力の連鎖を断ち切るため、日本の未来を担う子どもたちにCAP(子どもへの暴力防止)プログラムを届けます。

**CAPとは…

Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)の頭文字をとったもので子どもたちがいじめ、誘拐、性暴力などの様々な暴力から自分で自分を守るためにできることを考える人権プログラムです。ロールプレイをまじえながら、ワークショップ形式で進めていきます。

☆CAPプログラムを届ける新しい仕組み作り

これまで1クラス2万円の料金で実施していたCAPを、1万円分はCAPスペシャリストのボランティアで、1万円分はプロジェクトに賛同いただいた皆様からの〝寄付〟によって担い、1クラス(40人)までの子どもたちと学校の保護者や教職員に届けようというものです。これは、寄付とボランティアによる子どもたちにCAPを届ける新しい仕組み作りです。

http://fields.canpan.info/topic/detail/12776

 

1万人の子どものCAPを届けるキャンペーンを実施しているのは横浜に事務所を構える認定NPO法人エンパワメントかながわ。設立10周年を迎えたことをきっかけに同キャンペーンを立ち上げ、寄付の呼びかけと同時にCAPワークショップを実施する学校も募集しています。

 

CAPはアメリカで開発され1995年に日本へ導入。日本全国の各地域に密着しながら、草の根的に広がってきました。大切な自分を守る人権教育の一環として行政主導で学校で実施されていることも多く、小学校を中心に学校の授業にも取り入れられています。誘拐など悲惨な事件が増えている昨今では、不審者対策などの安全教室としてCAPを実施する学校や地域も少なくありません。特徴としては、子どもワークショップだけでなく、同時に保護者や教職員向けのおとなワークショップも開催することが必須になっています。子どもを守るためにおとなができることを共に考えていきます。将来を担う子どもの安全や安心のために、今すぐにおとなにできることは「寄付」ということかもしれませんね。

団体ホームページ:http://npo-ek.org/newsmenu/204-2012-62.html

 

特設サイト:

https://www.facebook.com/pages/%EF%BC%91%E4%B8%87%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%ABCAP%E3%82%92%E5%B1%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3/664633443620168

人気のゆるキャラ・くまモンが赤い羽根募金を応援!

熊本県の人気キャラクター・くまモンが、10月1日から始まる赤い羽根共同募金を応援します。

引用文:くまにちコム

熊本市共同募金委員会(同市中央区新町)が、「くまモン」と市水道創設90周年PRキャラクター「マルル」のピンバッジをそれぞれ製作。10月1日~12月31日の赤い羽根募金運動期間中、各500円で販売する。

http://kumanichi.com/news/local/main/20140920003.xhtml

熊本市共同募金委員会は、県民の赤い羽根共同募金への関心を高めようと、県のPRマスコットキャラクター・くまモンと市水道局のPRキャラクター・マルルのピンバッジをそれぞれ製作、販売します。

くまモンピンバッジは全部で5種類。赤い羽根を手に持ったくまモンと、その隣にサンリオの人気キャラクター・ハローキティがデコポンやバンペイユなど県特産物を持って寄り添うというもの。マルルは市動植物園で飼育されている1歳の雌のホッキョクグマがモデルで、ピンバッジはマルルの胸に小さな赤い羽根があしらわれています。

くまモンピンバッジは赤い羽根共同募金期間中(10月1日~12月31日)、市役所の地下売店と県内45カ所の社会福祉協議会で販売され、同協議会ホームページでも注文できるそうです。マルルピンバッジは市動植物園の売店でのみ販売されます。

くまモンピンバッジは今年で4作目で、くまモンとハローキティが合体した今回のピンバッジはファンやマニアの間で垂涎の的になりそうですね。これを機に赤い羽根募金にととまらず、広く社会貢献について関心が高まることを期待したいですね。

・熊本市社会福祉協議会HP

http://www.kumamoto-city-csw.or.jp/akaihane/

震災復興を追ったドキュメンタリー映画『東北の新月』完成に向け募金を呼びかけ

東日本大震災から復興に向けて懸命に生きる人たちの姿を追った日系カナダ人映画監督リンダ・オオハマさん製作のドキュメンタリー映画『東北の新月』。現在、完成を前にして資金難に直面しているそうです。その話を聞きつけたオオハマさんの宮城県の知人らが製作支援実行委員会を発足させ、募金の呼びかけを始めました。

引用文:河北新報

東日本大震災の喪失感や再生への希望を主題にしたドキュメンタリー映画「東北の新月」の製作に取り組む、日系3世のカナダ人女性映画監督リンダ・オオハマさんを応援しようと、宮城県内の有志が製作支援実行委員会を発足させた。被災地で支援活動をしながら映画作りを進める思いを広く伝え、来春を目指す映画の完成を後押しする。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140910_15024.html

オオハマさんが被災地に入ったのは震災後間もなく。被災した人たち、とりわけ子どもたちを元気づけたいと、被災地の子どもたちとカナダの子どもたちを繋ぐ布絵手紙の交歓プロジェクト「がんばれ東北!カナダと日本 キッズメッセージキルト」を推進し、子どもたちの精神的なケアにあたりました。その活動の中で出会った東北の人たちとの交流をビデオカメラに残していくうち、映画製作を思いつき、今回の『東北の新月』の製作にいたりました。

現在、オオハマさんは自宅のあるバンクーバーで映画の編集作業を進めていますが、スポンサーもスタッフもなく、資金は既に底を突いているそうです。その話を耳にした宮城県内のボランティ仲間がオオハマさんの思いを実現させようと製作支援実行委員会を発足させ、募金活動に乗り出しました。不足額はおよそ300万円。実行委代表の杉本みえ子さんは「リンダさんははるばる日本に来て、被災者支援に力を注いだ。再生への思いが詰まった映画作りをみんなで結実させたい」と話しています。

映画の完成は来年春。国内外で上映会を開催し、経費を除いた収益金を福島県の子どもたちのために役立てるそうです。募金は銀行振込、郵便振替などで受け付けています。詳細は下記のサイトまで。youtubeでは編集中の一部映像も公開されています。なお募金や支援をした人の名前が映画のエンドロールに掲載されるそうです。外国人の視点もさることながら、ボランティア活動の延長線でとらえた復興に尽力する人たちの姿がどのように描かれるのか。映画の完成を期待したいですね。

・『東北の新月』の募金案内 http://stdoor5.com/pg148.html

・『東北の新月』youtube公開の一部映像

京都大学花山天文台、存続に向け寄付を募る野外コンサート開催

天文ファンには“聖地”として知られる京都大学花山天文台。現在、資金不足から厳しい運営を強いられているそうで、同天文台では存続に向けて寄付を募る野外コンサートを開催します。

引用文:毎日新聞

存続の危機にある京都大花山(かざん)天文台(京都市山科区、075・581・1235)への寄付を募るコンサートが10月4日午後6時半、同天文台で開かれる。世界的な音楽家で天文好きの喜多郎さんらが出演する。1万円の寄付で参加が可能。事前申し込みが必要で締め切りは12日。

http://mainichi.jp/select/news/20140907k0000e040133000c.html

花山天文台は京都大学の附属施設として1924年に京都市山科区に建てられました。天体観測の拠点として長く日本の天文学研究を引っ張ってきましたが、近年は国の予算削減で存続も危ぶまれる状況に追い込まれています。

同天文台ではそうした流れを止めようと「天文台基金」を開設。民間から広く寄付を募るとともに、研究機関に特化したクラウドファンディングのサイトも立ち上げ、附属の3天文台(花山・飛騨・岡山)を安定的に維持運営していくための資金調達を行っています。

その一環として10月4日に同天文台で催されるのが、「天文台基金野外コンサート」。天文ファンとしても知られる音楽家・喜多郎さんを迎えて、オリジナル楽曲『古事記』と宇宙映像の幻想的なコラボレーションが繰り広げられます。またホーメイ(喉歌)歌手・山川冬樹さん、アイリッシュハープ奏者・小川由美子さんのステージも組まれ、広場では設置された望遠鏡で星空の観望会も行われるそうです。コンサート詳細および申込は下記「天文台基金野外コンサート」のサイトから。参加条件として協力寄付金(1人1口1万円)を募っています。

「天文台基金」では他にも寄付を募っており、寄付者には同天文台発行の刊行物の送付や天体観望会の優先招待などの特典が受けられます。今回のコンサートを機に花山天文台の現状を知る人が増え、天文学研究の拠点であり天文ファンの“聖地”がこれからも長く存続されることを願いたいですね。

・天文台基金野外コンサート

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/education/open/

 

・academistクラウドファンディング「太陽フレアの機構と宇宙天気予報の研究」

https://academist-cf.com/projects/4/shibata

ネパールのストリートチルドレンを支援!神戸龍谷高校の生徒が募金呼びかけ

前回、中京高校軟式野球部による広島土砂災害の募金活動を取り上げましたが、今回も高校生、神戸龍谷高校のボランティアクラブ「JVC(ジュニア・ボランティア・クラブ)」によるネパールのストリートチルドレン支援の活動を紹介します。

 

引用文:YOMIURI ONLINE

神戸龍谷高校(神戸市中央区)のボランティアクラブ「JVC(ジュニア・ボランティア・クラブ)」のメンバー約20人が、ネパールの貧しい子どもたちを支援するための募金活動を続けている。

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140904-OYT8T50106.html?from=ycont_top_txt

 

「JVC」がネパールのストリートチルドレン支援のための募金活動を始めたのは2年前。 ネパールで教員指導のボランティアを務めた経験のある同校講師でクラブ顧問の栗山政幸さんが、現地の知人から電力不足に悩むストリートチルドレンのケアハウスの話を聞いたことがきっかけでした。

これまで「JVC」は神戸市内の福祉施設などで慰問活動を行っていましたが、ネパールの現状を聞いて「自分たちにもできる」と募金活動をスタート。約20人の部員の他に有志の生徒も参加して、文化祭や商店街で募金を呼びかけました。そして今年7月、「JVC」を代表して栗山さんが現地を訪れ、集まった募金を太陽光パネルや電灯の購入費としてケアハウスに贈呈しました。子どもたちからは「夜も頑張って勉強します」とお礼の手紙を受け取ったそうです。

「JVC」では次の支援活動として、ストリートチルドレンのための学校建設を計画しています。建設費用およそ200万円。今後は街頭募金を継続しながら生徒会とも連携して全校生徒に募金を呼びかけていくそうです。彼らの善意と行動力が遠くネパールの地で一つ一つ実を結んでいくところを見守りたいですね。