今年4月に韓国で起きた痛ましい旅客船沈没事故。国を挙げて懸命な捜索活動が続けられていますが、日本でも事故直後から新聞やテレビで救助の様子を大きく伝えられています。亡くなった人の多くが修学旅行中の高校生だったとこともショックでした。
そうした中、5月23日、川崎市内の高校生が旅客船沈没事故の犠牲者らを支援しようとJR川崎駅前で募金活動を行いました。2011年の東日本大震災時に募金活動をしてくれた川崎市の友好都市、韓国・富川市の高校生の“友情”に応えようと企画されたそうです。
〈引用〉
gooニュースから。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20140524ddlk14040169000c.html?fr=rk
韓国の客船沈没事故の被災者らを支援しようと、川崎市内の高校生が23日、JR川崎駅前で募金活動を行った。事故では多数の高校生に加え、友好都市の韓国・富川市の市民も犠牲になったことから、交流を続ける「川崎富川高校生フォーラムHANA」のメンバーらが計画した。
募金活動を企画した川崎・富川高校生フォーラム・ハナ(HANA)は、川崎市と韓国・富川市の高校生による日韓交流団体です。年2回の交流を通してお互いの文化や歴史を理解し、一つになるという目標を掲げて活動しています。
募金は、ニュースては23日と紹介されていいますが、追加で24日にも実施。韓国で行われている犠牲者哀悼のメッセージを書き添える「黄色いリボン運動」にならって、リボンへのメッセージ記入も行われました。集まったリボンは富川市役所に送られ、募金は富川市の高校生を通して韓国赤十字に全額寄付されます。
日韓関係が冷え込んでいる中、次代を担う若い人たちがお互いの悲しみに共感し、思い遣りを実践する姿には深い感銘を受けます。そして未だに行方のわからない16人が一日も早く見つかることを願わずにはいられません。