募金

阪神淡路大震災から19年、愛知の中高生の募金で奨学金

今日で阪神淡路大震災から19年を迎えます。私はその頃高校生で被災地からは離れた場所に住んでいましたが、朝起きてニュースを見たときの衝撃は忘れられません。

その阪神淡路大震災で親を亡くした子供たちに奨学金を送ろうということで、愛知の中高生を中心に奨学金を集めるための募金活動が続けられていたそうですが、今年でその活動も終えて、今度は東日本大震災で両親を亡くした遺児の支援活動に注力するするそうです。

阪神大震災:延べ554人に奨学金 愛知の中高生募金

団体は「大震災でお父さんお母さんを亡くした中学生高校生に奨学金を贈る中学生高校生の会(奨学金を贈る会)」。震災直後に被災者支援の街頭募金をした愛知県内約50校の中高生約200人が95年2月に結成し、毎月17日に寄付金集めすることを決め、街頭に立った。後輩に引き継がれ、メンバーは延べ約9000人で、今も約20人が参加する。兵庫県南部の中高校で希望者を募って年3万〜8万円を贈り続けてきており、奨学金は総額約3100万円に上る。

http://mainichi.jp/select/news/20140117k0000m040082000c.html

私は阪神淡路大震災の被災者ではなく、被災地である兵庫県には震災後に仕事で一回だけいっただけだったため、正直今となってはあまり気にならなくなってしまっていたのですが、この募金のように19年間も続けられているのにはかなり驚きでした。

同じような活動がもしかしたら他の地域や団体でも行われているのかもしれません。継続してこられた団体の方、本当にお疲れさまでした。

赤い羽根共同募金

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募金と言って思い出すのはまずこちら、赤い羽根共同募金。設立は1947年8月だそうです。

役割と目的

社会福祉法人中央共同募金会は、全国47都道府県共同募金会の連合体で赤い羽根をシンボルとする共同募金運動の全国的な企画、啓発宣伝、調査研究、都道府県共同募金会の支援等を行っています。
また、全国的な視野により活用される寄付金や2以上の都道府県で活用される寄付金の受け入れ及び調整や民間助成資金・公益信託などの取り扱いを通して民間福祉事業の推進に大きな役割を果たしています。
中央共同募金会では、上記事業運営のための寄付金を随時募集しています。また、遺贈による寄付金も受け付けています。

平成24年度の実績は約190億円、そして設立来の累計は8,929億円にもなるとのこと。さすがに日本でもっとも有名な募金なだけのことはありますね。

募金の使われ方はDV防止やホームレス支援、自殺防止、児童虐待防止、在日外国人支援などさまざまな分野に利用されているようです。

赤い羽根募金と言えば、学校で募金したり駅前で学生が募金を募ったりしていますが、他にも様々な方法で募金をすることができます。

例えばプリペイドカードを買ったり、オリジナルストラップを買ったり・・・。インターネットからの募金も受け付けているそうです。

http://www.akaihane.or.jp/donate/donation/index.html

企業団体とも連携して募金活動を行っていることもあるみたいで、給与天引きなんてのもあるそうです(笑)