戦後初の国産旅客機「YS-11」がその役目を終え解体の可能性もあるとして、多くの航空ファンから惜しむ声が寄せられていました。その救世主としてエアラボが昨年12月17日に国土交通省航空局から落札。その「YS-11」が飛行に向けた整備がいよいよスタートすることになりました。再飛行までにかかる費用の寄付と整備ボランティアを募集しています。
引用文:FlyTeam
エアロラボは、2014年12月17日に国土交通省航空局から落札したYS-11を受領し、飛行に向けた整備を開始することを2015年1月14日に発表しました。
戦後初の国産旅客機として国内のみならず、海外でも近年まで民間の航空会社にて活躍していた「YS-11」ですが、2007年に多くのファンから惜しまれつつも引退を余儀なくされたといいます。ともするとスクラップになる運命だった「YS-11」。第二の飛行機人生を与えることを目標として落札したのがエアラボでした。
全体的な機体の点検を行い修理が開始されることになりましたが、そのためには相当の費用がかかることが予想されます。人件費、部品代、塗装代、燃料費などなど・・当初見越していたよりもコストがかかってしまうことがわかったといいます。
そこで〝YS-11の再起プロジェクト〟として広く募金を呼びかけることになりました。
協力した方へは以下のようなお礼の品も用意されています。
¥30、000 ⇒ 機体の胴体下、もしくは翼の下にあなたの名前が入ります
¥50、000 ⇒ 整備完了後、羽田空港で展示会を開催します。外観から、客席からコックピットに招待されます。撮影可+名入れ
¥100、000 ⇒ 実際に飛行で使われていたプロペラから切り出したプレートを進呈。
+名入れ+展示会入場権
このプロジェクトの思いは
まだ「おつかれさま」じゃない!!
戦後初の国産旅客機「YS-11」をもう1度空へ飛ばしたい!
だそう。そのための力にあなたもなることができますよ。
募金の方法など詳しくは同社のウェブサイトをご覧ください。