心臓移植しか根本的な治療法がないと診断された愛知県半田市の小学6年生堀井敬太君(12)が、同級生の保護者たちが中心となって米国での移植手術に必要とされる1億8千万円の募金活動を始めたというニュースです。
引用文:gooニュース
◇目標金額は1億8000万円
重い心臓病を発症した愛知県半田市の小学6年、堀井敬太君(12)が米国で移植手術を受けるため、支援団体が11日、募金活動を始めた。目標金額は1億8000万円。同日、記者会見した両親は「『家に帰りたい』という敬太の願いをかなえてやりたい」と訴えた。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20141212k0000m040114000c.html
6月からせきなどを訴えて繰り返し通院したが症状が治まらず、7月中旬に心臓疾患が見かったといいます。敬太君が患うのは、心臓が膨らんで血液循環が悪くなる国指定難病の「特発性拡張型心筋症」。「心臓が10%しか動いていない」と告げられ、大阪大付属病院で補助人工心臓を着ける緊急手術を受けました。
日本国内では2010年から15歳未満の臓器提供も可能になりましたが、心臓移植を待つ患者数に対する年間提供者数は17分の1。15歳未満からの提供は少なく、実施は8事例にとどまるのだそうで、早期の移植は望みが薄く、移植が根づいた米国での手術に希望が託されました。
現在は症状が安定し、院内学級で学びながら移植手術を待っている敬太君ですが、人工心臓は血栓ができやすく、脳卒中の危険と隣り合わせの状態だといいます。
「けいたくんを守る会」を立ち上げた同級生の保護者たち関係者は「国内での治療はほとんど望めない。『友達と一緒に学校へ通いたい』と願う敬太君に、一刻も早く手術を受けさせてあげたい」と訴えています。守る会は街頭募金の他、口座への振り込みも呼びかけている。
問い合わせは同会事務局(0569・47・8207)へ。
街頭募金の予定や振込先口座はホームページ(「けいたくんを守る会」)に掲載されてています。