京都大学花山天文台、存続に向け寄付を募る野外コンサート開催

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天文ファンには“聖地”として知られる京都大学花山天文台。現在、資金不足から厳しい運営を強いられているそうで、同天文台では存続に向けて寄付を募る野外コンサートを開催します。

引用文:毎日新聞

存続の危機にある京都大花山(かざん)天文台(京都市山科区、075・581・1235)への寄付を募るコンサートが10月4日午後6時半、同天文台で開かれる。世界的な音楽家で天文好きの喜多郎さんらが出演する。1万円の寄付で参加が可能。事前申し込みが必要で締め切りは12日。

http://mainichi.jp/select/news/20140907k0000e040133000c.html

花山天文台は京都大学の附属施設として1924年に京都市山科区に建てられました。天体観測の拠点として長く日本の天文学研究を引っ張ってきましたが、近年は国の予算削減で存続も危ぶまれる状況に追い込まれています。

同天文台ではそうした流れを止めようと「天文台基金」を開設。民間から広く寄付を募るとともに、研究機関に特化したクラウドファンディングのサイトも立ち上げ、附属の3天文台(花山・飛騨・岡山)を安定的に維持運営していくための資金調達を行っています。

その一環として10月4日に同天文台で催されるのが、「天文台基金野外コンサート」。天文ファンとしても知られる音楽家・喜多郎さんを迎えて、オリジナル楽曲『古事記』と宇宙映像の幻想的なコラボレーションが繰り広げられます。またホーメイ(喉歌)歌手・山川冬樹さん、アイリッシュハープ奏者・小川由美子さんのステージも組まれ、広場では設置された望遠鏡で星空の観望会も行われるそうです。コンサート詳細および申込は下記「天文台基金野外コンサート」のサイトから。参加条件として協力寄付金(1人1口1万円)を募っています。

「天文台基金」では他にも寄付を募っており、寄付者には同天文台発行の刊行物の送付や天体観望会の優先招待などの特典が受けられます。今回のコンサートを機に花山天文台の現状を知る人が増え、天文学研究の拠点であり天文ファンの“聖地”がこれからも長く存続されることを願いたいですね。

・天文台基金野外コンサート

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/education/open/

 

・academistクラウドファンディング「太陽フレアの機構と宇宙天気予報の研究」

https://academist-cf.com/projects/4/shibata

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