前回、中京高校軟式野球部による広島土砂災害の募金活動を取り上げましたが、今回も高校生、神戸龍谷高校のボランティアクラブ「JVC(ジュニア・ボランティア・クラブ)」によるネパールのストリートチルドレン支援の活動を紹介します。
引用文:YOMIURI ONLINE
神戸龍谷高校(神戸市中央区)のボランティアクラブ「JVC(ジュニア・ボランティア・クラブ)」のメンバー約20人が、ネパールの貧しい子どもたちを支援するための募金活動を続けている。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140904-OYT8T50106.html?from=ycont_top_txt
「JVC」がネパールのストリートチルドレン支援のための募金活動を始めたのは2年前。 ネパールで教員指導のボランティアを務めた経験のある同校講師でクラブ顧問の栗山政幸さんが、現地の知人から電力不足に悩むストリートチルドレンのケアハウスの話を聞いたことがきっかけでした。
これまで「JVC」は神戸市内の福祉施設などで慰問活動を行っていましたが、ネパールの現状を聞いて「自分たちにもできる」と募金活動をスタート。約20人の部員の他に有志の生徒も参加して、文化祭や商店街で募金を呼びかけました。そして今年7月、「JVC」を代表して栗山さんが現地を訪れ、集まった募金を太陽光パネルや電灯の購入費としてケアハウスに贈呈しました。子どもたちからは「夜も頑張って勉強します」とお礼の手紙を受け取ったそうです。
「JVC」では次の支援活動として、ストリートチルドレンのための学校建設を計画しています。建設費用およそ200万円。今後は街頭募金を継続しながら生徒会とも連携して全校生徒に募金を呼びかけていくそうです。彼らの善意と行動力が遠くネパールの地で一つ一つ実を結んでいくところを見守りたいですね。