
延長50回、4日間にもおよぶ激闘で注目を集めた全国高校軟式野球選手権大会の準決勝。中京高校が崇徳高校を破り、決勝でも勝利して優勝の栄冠を手にしましたが、その続報を紹介します。今度の舞台はグラウンドではなく、学校の教室。
引用文:NHKニュース
全国高校軟式野球で優勝した岐阜県の中京高校軟式野球部のメンバーが、延長50回に及ぶ準決勝で戦った崇徳高校の地元、広島市の土砂災害からの復興に協力しようと3日、校内で募金活動をしました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140903/k10014306341000.html
中京高校では3日、軟式野球部員たちが崇徳高校の地元・広島市で発生した大規模土砂災害の復興に協力しようと校内で募金活動を行いました。「決勝戦では崇徳高の方々からも応援してもらった。感謝の意味も込めて募金活動を行いたい」と、後藤敦也主将から学校側に申し出があったそうです。
部員たちは2人1組で校内41クラスすべてを回り、エースの松井大河投手も「一緒に延長50回を戦った崇徳高校の地元、広島市の復興のためみなさん協力お願いします」と呼びかけました。生徒たちは自宅から持ってきた貯金箱のお金などを募金したそうです。後藤主将は「積極的に募金をしてくれて本当によかった。集めた募金が広島で悲しんでいる人たちの力になってほしい」と話していました。
延長50回の激闘は両校をつなぐ縁とともに、生徒たちが自発的に社会に働きかけるきっかけになったのではないでしょうか。