
長年愛され続けてきた赤い三角屋根の旧国立駅舎は、平成18年12月に解体されました。その駅舎を甦らせようと、書籍の寄付「赤い三角屋根プロジェクト古本募金」が今、行われています。すでに多くの募金が集まっているこの取り組みを紹介しましょう。
引用文:朝日デジタル
「赤い三角屋根」として愛され続けた旧国立駅舎復元のため、東京都国立市は書籍の寄付を受け付ける「赤い三角屋根プロジェクト古本募金」を16日からスタートさせた。
国立駅のシンボルとして長年愛され続けてきた赤い三角屋根の旧国立駅舎は、JR中央線連続立体交差化事業に伴い、国立市有形文化財に指定後に平成18年12月に解体されました。国立市では、部材を保管しほぼ元の場所に再築を目指しています。
駅舎復元への寄付はクレジットカードに対応した寄付などでも広く呼びかけられています。新た加わった募金システムが、バリューブックスとの提携により、NPO等への寄付としてはお馴染みになりつつある古本・CD・DVDによる寄付。お部屋の整理をしながらもう読むことのない書籍、CD、DCDなどをどうしよう・・と考えた時、古本募金をしたら駅舎復元にも協力できるというもの。取り組みを知った人から古本募金が集まってきているそうです。
寄付の希望者は申込書(市のホームページや図書館や公民館など市内の公共施設に設置)を記入して、書籍の買い取り会社「バリューブックス」(0120・826・295)に電話をすると、運送業者によって集荷。国立市の「くにたち未来基金」に寄付される仕組みです。5冊以上で送料無料。(ただし、百科事典、コンビニコミック、個人出版の本、マンガ雑誌、一般雑誌は引き取らない。DVDやCD、ゲームソフトの買い取りは可)
寄付金は11日現在で2692万3464円。目標額は1億円で、4年後の着工を目指してそう。古本を送ると寄付ができるという仕組み、協力できそうですよね。