児童養護施設で育つ子どもの数は全国約3万人。生きづらさを抱える子どもの存在は、これまで、あまり表に出ることがありませんでした。目をそらすることができないのは経済的な支援の限界で、そのために進学をあきらめなければならない子どもがいる現実です。「カナエール」はそんな子どもたちが夢を語るスピーチコンテスト。コンテストのチケット代が彼らの奨学金なるというので、一人での多くの人に会場へ来て欲しいと呼びかけています。
引用文:CANPANニュース
ドラマ『明日、ママがいない。』で話題を呼んだ児童養護施設。
その児童養護施設から、進学を目指す子どもたちが、夢を語るスピーチコンテスト『カナエール』逆境を乗り越え、挑戦する彼らに会いに、彼らのスピーチを聴きに、会場へ来て下さい。
児童養護施設で育った子どもたちのうち大学や専門学校への進学率は全国平均の3分の1以下、わずか20%。さらに中退率は全国平均の3倍、30%にもなります。そのほとんどの理由が経済的な支援が見込めずに、学費と生活費の全て自分自身で用意しなければならず、働きながら学び続ける生活に、心身ともに疲れ切ってしまうのだといいます。
家族と離れて児童養護施設等で暮らすこどもたちの自立支援活動を行っているNPO法人ブリッジフォースマイルは児童養護施設で育った子ども達によるスピーチコンテスト『カナエール』を開催。カナエールは、子どもの顔が見える場をつくり、応援を集めて、彼らの進学から卒業までをサポートする奨学金支援プログラムで2011年にスタートし今年で4回目を迎える取り組みです。東京、横浜、福岡で3ヶ所で開かれたコンテストのチケット代金5,000円は、出場者が進学するための奨学金として使われます。会場に行って参加費を払い、スピーチを聞く、その行動が子どもたちへの支援になります。熱いメッセージが多くの人の心に響くことでしょう。
東 京 6月29日(日)日経ホール
横 浜 7月6日 (日)開港記念会館
福 岡 7月6日 (日)レソラNTT天神夢ホール
詳細・チケット購入はこちらへ⇒http://www.canayell.jp/contest/