
寄付は人のためにするものと思っている人が多いと思います。実はそのからくりを知ると、自分へのメリットもたくさんあることをご存知でしょうか。この本は、どこにどう寄付をしようか迷っている人への寄付のガイドブックになりそうです。
引用サイト:
日本の寄付の現状や仕組みを解説した「世の中を良くして自分も幸福になれる『寄付』のすすめ」(近藤由美著、東洋経済新報社、1500円税抜き)が出版された。
東日本大震災が起きてから、寄付への関心が高まっている。本書は寄付に興味はあっても、行動になかなか踏み切ることのできない人たちに向けたガイドブックになっている。
寄付文化がなかなか根付かないといわれる日本にとって、東日本大震災がひとつの契機となり、社会貢献活動への思いが大きく動いたと言われています。そのひとつが「寄付をする」ということ。なんとなく協力するということではなく、自分が選んで寄付先で寄付したお金がどう世の中にどう役立っていくのかを見届けたいという人もたくさん出てきています。
そんな時、寄付先をどう選んだらいいのでしょうか。
常時寄付を呼びかけている、公益財団法人やNPO法人などの非営利団体にもいくつかの種類があります。団体によって、解決したい課題と自分の思いがどうリンクするか、また
寄付をした金額の何割かが確定申告で税金が戻ってくる寄付税制もあります。
この本の2章には寄付をしている実例が紹介。無理せず自分にとって心地いいところで寄付を実践している人たちを知ることができます。
寄付といってもお金を出すだけはありません。このブログでも紹介しているように衣服や本、CD、書き損じハガキなども立派な寄付になります。自分にとって使わなくなったものでも他の人の役に立つことができるのです。さらにはインターネット上のクリック募金のようになにかモノを提供しなくても寄付できてしまう仕組みもあります。
まずは寄付の種類や仕組みを知って、自分の寄付スタイルを考えてみては?