衰弱した子猫を保護して大切な命を救うということは、だれもができそうでできないこと。現実にはハードルが高いものではないでしょうか。そんななか、高校生が発見した衰弱した子猫を地域ぐるみで見守る活動が千葉県で実現。その活動を支えているのが「募金」というニュースです。
引用文:ヤフーニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140530-00000048-san-l12
習志野市の公園で、衰弱している子猫を子猫を女子高校生が発見した。市の施設で緊急保護。市民から募金を集めて手術し、すっかり回復した。愛らしい子猫は地域の人々に見守られてすくすく育っている。
毛布にくるまれて近くの公園に放置されていた女子高校生が発見。すでに衰弱していたといいます。子猫を抱きかかえて習志野市の公共施設やってきました。職員らが調べたところ、腰と左脚が傷つき、餌を自分で食べる力もないくらい、かなり弱っている状態だったといいます。すぐに動物病院に運び命をとりとめましたが、診察の結果、車にひかれた可能性があり、手術が必要と分かったのです。
そこで緊急保護し、手術費用を集めるための「ネコちゃん募金」を施設で呼びかけを始めたのです。すると、大人は千円札、子供たちは10円、50円を次々と手術費が集まりました。子猫は手術を受けて無事退院。しばらく歩行が困難だったといいますが、今ではすっかり元気に。体重も増えました。子どもたちが施設に立ち寄って遊んだり、また、お年寄りは缶詰の餌を持参する人もいて、みんなで世話をするようになったのです。引き続き募金も続けており、計16万5千円を超ました。手術費や治療費、餌代などをまかなうことができたのです。
まだ、子猫はまだ名前がないそうですが、このまま施設で世話をし続けることも困難があります。「愛らしく、人が好きな子猫」だそうで、大切に育ててくれる里親を探しているとのこと。「募金」でつないだ人と人。早く子猫の新しい飼い主が見つかるといいですね。