4月です!意気込むほど何も変わってないんですが、今回のネタはかなり新年度にふさわしい感じの話、先が楽しみです。
引用文 「聴き手と対話」 村治奏一、ネット募金で新アルバム クラシックギタリストの村治奏一が、インターネットを通じて制作資金を募り、アルバム「SPARKS」を出した。「制作段階から聴き手と対話しながらつくれるのが面白い」と語る。今回資金集めに使った「クラウドファンディング」は、特定のプロジェクトの達成のために、ネットで資金を集める仕組み。
引用元;朝日新聞デジタル版
ネット募金というのは、それこそ募金の古典「赤い羽根」「ユニセフ」などいろいろなところで可能なんですが、このニュースのポイントは「クラウドファンディング」と言う方式である点なのです。あまり耳慣れない言葉ですが、要するにパトロン募集、つまりあなたが何かをしたいと思った場合「資金提供者募集」と告知すればいいんですね。あくまで理屈としては、です。 記事の村治さんの場合は、千円でネットライブ視聴、1万円でテレビ電話対応と、出資額に応じてファンサービス的な物を提供して、その権利購入代が募金と言う形になっているんですよ。
これでこの「SPARKS」というアルバムはファンがパトロンになったアルバム、つまり聴き手と演奏者の立場は完全に平等になります。インターネットの真価発揮ですね。
しかし、1つ気になるのは、文中に「聴き手と対話しながら」とありますが、アルバム作りの内容などに、どうやって口を出すのかが解らない点、本当に制作段階から口を出せる状況だとしたら、募金の意味が大きく変わってくるかもしれません。そもそもこの方法を「募金」というのか?というのもあり・・・
「対話しながら」の部分の具体的な方法が読みたかったですねえ。いずれにしても、今後増えそうな方法、要チェックです。