ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)の「マカロンデー」 日本では6月21日に 難病に苦しむ子どもたちへの寄付活動も

 

パリでは春分の日に開催されているチャリティーイベント「マカロンデー」。日本では夏至に行われています。今年は6月21日(土)で、ハローキティを招いたイベントが開催されます。

引用文:ライブドアニュース:

ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)はフランスで9年前から毎年、「マカロンデー」をもうけてチャリティー活動を行なっている。日本の「マカロンデー」は夏至の日で、2014年だと6月21日(土)。ハローキティをアンバサダーに迎え、今年もこの日に向けたキャンペーンが行なわれる。

http://news.livedoor.com/article/detail/8789865/

ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)は世界のスイーツをリードするブランドですが、パリのマカロンデーにちなみ、日本では6月1日(土)から夏至に当たる6月21日(金)までをキャンペーン期間に設定して、様々な催しを行っています。また2012年にはマカロンデーの広報大使に「リカちゃん」を起用。昨年は競泳背泳ぎのメダリストである入江陵介選手、そして、今年はハローキティを迎えて、キャンペーンが行われています。

期間中には、ハローキティスペシャルパッケージの限定マカロンギフトを販売。20フレーバーのマカロンをラインナップされ、売上の一部は「認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク」に寄付され、難病とたたかう子どもたちの支援へと役立てられるとのこと。寄付と連動した限定品とのことで、マカロンデー限定20種詰合わせ 9,720円(税込)。

さらには店内に募金箱の設置、LINE PLAY内でのプレゼントなどの様々なキャンペーンも展開されています。

また「マカロンデー」当日である6月21日(土)には、一部ブティックでマカロンの無料サービスが行なわれるほか、天王州アイルの多目的ホール「テラトリア」にて「MACARON NIGHT マカロンナイト」が開催されます。スイーツの試食や、ハローキティがDJパフォーマンスをしたり参加者を”ハグ”してくれる企画も。

6月上旬よりピエール・エルメ・パリ オフィシャルサイトにて先着100名を受付し、参加費の全額が「難病のこども支援全国ネットワーク」に寄付されます。

世界のスイーツをリードするブランドによる募金、寄付の活動です。かっこよく、おしゃれに、多くの人を巻き込めるといいですよね。

東日本大震災 ペットで知る福島の「今」 横浜で写真展 里親探しと募金活動も

PhoTones Works #2736

 東日本大震災では多くの動物たちにも被害をもたらしました。「横浜わんニャンの会」は被災地で直接犬や猫の救護活動にかかわる団体を支援しようと設立された団体です。神奈川県内各地で被災したペットたちの写真展中心に被災地の今を伝える活動を展開。今、横浜市保土ケ谷区で写真展が開催中です。

引用文:タウンニュース

東日本大震災の被災地、福島からきた犬や猫の写真展「がんばれ!わんニャン」が、6月15日(日)から7月6日(日)まで天王町の横浜ビジネスパークウエストタワーB1で開催される。時間は午前11時から午後9時。

http://www.townnews.co.jp/0115/2014/06/12/239766.html

主催する「横浜わんニャンの会」は、被災地の犬や猫の保護活動を支援する目的で設立されました。地元の神奈川県内各地で被災した犬猫たちの写真と詩の展示会を開催しています。写真展と同時に、募金や寄付金を呼びかけて、それをもとに、被災地で活動する団体へ支援を送っています。

今回展示されるのは、神奈川県内にある被災したペットの一時保護施設「清川しっぽ村」(神奈川県清川村)にいる犬猫たち約30匹の写真だそう。同時に里親も募集し、気になる犬猫がいれば、後日施設まで会いに行くことができるといいます。今回里親を探すのは、被災地にまだまだ保護されていない犬や猫がたくさんいるからだといいます。

 

代表の池田千代子さんは、「被災地にはまだ保護されていない犬や猫がいるが、施設がいっぱいになり連れて来られない。今施設にいる犬猫たちに早く新しい飼い主を見つけて、被災地から連れてきたい」と話しています。

今、被災地で活動するボランティアも年々減ってきているそうで、支援が行き届かなくなってきているといいます。実際に被災地へ行くことができなくても、被災地で取り残された犬や猫たちを世話している団体に向けて、餌や必要な物資を送ったり、医療費を送るための募金活動が大きな力になるということだと思います。

これから同会でもボランティアを集め被災地に行くことも計画していると言い、「ぜひ足を運んで現状を知ってほしい」と話してます。

問い合わせは池田さん【携帯電話】090・9811・5057へ。

スマホから簡単に寄付をしよう!募金アプリ「かざして募金」のiOS版の提供が始まりました!

Fujitsu ARROWS-V F-04E.

募金のスタイルはいろいろありますが、募金したい団体の画像にスマホをかざすだけで簡単に募金ができる新しい寄付の仕組みが「かざして募金」です。ソフトバンクのアプリ提供が始まり、募金活動が本格的にスタートです。あなたも一度試してみてはいかが?

引用:マイナビニュース6月9日(月)

ソフトバンクモバイルは、同社が提供している募金アプリ「かざして募金」のiOS版を提供開始した。アプリの利用料は無料。対応OSはiOS 6.0以上となっている。Android版の対応OSはAndroid 4.0以上。

http://news.biglobe.ne.jp/it/0609/mnn_140609_6852396191.html

寄付や募金をしたいという気持ちがあっても、なかなか行動に移せない見えないハードルの高さみたいなものがありますよね。

「かざして募金」のアプリがあれば参加する約70の非営利団体が登録したロゴ、文字、ポスターなどの画像をスマートフォンのカメラ機能を使って読み取ると、各団体の募金サイトにアクセスし寄付ができる募金アプリ。6つの設定金額から寄付金額を選択し、クレジットカードで決済するという仕組みです。

ソフトバンクのスマートフォンユーザーであれば、月々の携帯電話利用料金と一緒に支払うことができるため、クレジットカード情報の登録は必要ないという特典もあり、また毎月継続して寄付する「毎月継続寄付」を選択することもできます。ソフトバンク以外のユーザーはその都度寄付をする「都度寄付」のみ利用可能となるとのこと。

また、寄付金額は、「毎月継続寄付」、「都度寄付」それぞれ月に30,000円までで、合わせて60,000円が上限となっています。

NPOにとってミッションを遂行し、団体の活動を継続・拡大していくために、寄付は必要不可欠。しかし、寄付を集めていくこと自体、特に日本でまだまだ難しいと言われています。「かざして募金」を使って、かっこよく、簡単に、だれでもが気軽に「寄付」という社会貢献をする仕組みが日本の社会に浸透していくといいのですが。

〝大間原発〟建設差し止め訴訟への市民の思いをイカの人形に込めた「イカイカ募金」

Making surume(Dried Squid)

原発を反対する市民が募金を呼びかけています。北海道函館市が提訴した大間原発建設差し止め訴訟を応援しようと、市長への応援メッセージと共に、「イカイカ募金」を始めたというニュースです。

引用文:北海道新聞
【函館】電源開発大間原発(青森県大間町)の建設に反対する函館の市民団体「バイバイ大間原発はこだてウォーク」は4日、大間原発の建設差し止め訴訟を応援し、市の訴訟費用に充てるための募金を始めた。集まった現金は市に寄付する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/543644.html

東京電力福島第一原発事故では深刻な被害が30キロ圏に及んだことから、津軽海峡を挟んで大間原発の対岸にある函館市は、原発事故に備えた避難の準備などが必要な30キロ圏の防災対策の重点区域。函館市は「大間原発で事故を市民の生活を守り、生活支援の役割を担う自治体を維持する権利がある」と主張しています。

「イカイカ募金」は、函館の市民団体「バイバイ大間原発はこだてウォーク」によって始められた募金で、木の板でつくったイカの胴体に足代わりの靴ひもを付け、ひもに50円玉を通してもらい、お金を集めるというもの。用意した20体を市地域交流まちづくりセンターなどに設置するほか、街頭でも呼びかけるとのこと。

同団体のピーター・ハウレットさんは「子どもでも市の訴訟を支援できる仕組みを作りたかった」そうで、誰でもが支援ができ、その使い道がはっきりとしているというのは、多くの募金を集めるためのポイントかもしれません。さらに「工藤市長を応援し、東京地裁に送り出したい」と話しています。

市地域交流まちづくりセンターや街頭のほか、郵便振替口座(口座名・バイバイ大間原発はこだてウォーク、口座番号・02780−5−69876、イカイカ募金)へ。
問い合わせは高橋代表(080・5590・4117)。

保護した子猫の手術費や餌代を「猫ちゃん募金」で 地域ぐるみで子猫を見守る活動

Scottish Fold (折耳猫)

衰弱した子猫を保護して大切な命を救うということは、だれもができそうでできないこと。現実にはハードルが高いものではないでしょうか。そんななか、高校生が発見した衰弱した子猫を地域ぐるみで見守る活動が千葉県で実現。その活動を支えているのが「募金」というニュースです。

引用文:ヤフーニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140530-00000048-san-l12

習志野市の公園で、衰弱している子猫を子猫を女子高校生が発見した。市の施設で緊急保護。市民から募金を集めて手術し、すっかり回復した。愛らしい子猫は地域の人々に見守られてすくすく育っている。

毛布にくるまれて近くの公園に放置されていた女子高校生が発見。すでに衰弱していたといいます。子猫を抱きかかえて習志野市の公共施設やってきました。職員らが調べたところ、腰と左脚が傷つき、餌を自分で食べる力もないくらい、かなり弱っている状態だったといいます。すぐに動物病院に運び命をとりとめましたが、診察の結果、車にひかれた可能性があり、手術が必要と分かったのです。

そこで緊急保護し、手術費用を集めるための「ネコちゃん募金」を施設で呼びかけを始めたのです。すると、大人は千円札、子供たちは10円、50円を次々と手術費が集まりました。子猫は手術を受けて無事退院。しばらく歩行が困難だったといいますが、今ではすっかり元気に。体重も増えました。子どもたちが施設に立ち寄って遊んだり、また、お年寄りは缶詰の餌を持参する人もいて、みんなで世話をするようになったのです。引き続き募金も続けており、計16万5千円を超ました。手術費や治療費、餌代などをまかなうことができたのです。

まだ、子猫はまだ名前がないそうですが、このまま施設で世話をし続けることも困難があります。「愛らしく、人が好きな子猫」だそうで、大切に育ててくれる里親を探しているとのこと。「募金」でつないだ人と人。早く子猫の新しい飼い主が見つかるといいですね。


ポルシェ、ル・マン復帰にちなんだ「Porsche Cafe Aoyama」を実施 ポルシェオーナー利用代金の一部を「緑の東京募金」へ

Porsche Carrera S by SONY NEX-5

高級スポーツカーのイメージが大きいボルシェですが、「Porsche Cafe Aoyama」はポルシェ・ジャパンが期間限定でオープンするポルシェの情報を発信するカフェ。そこで「緑の東京募金」への寄付も行われているとのニュースです。

引用:マイナビニュース
http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/mycom-20140523-20140523005/1.htm
ポルシェ ジャパンは、今年2回目となる恒例の「Porsche Cafe Aoyama」を6月6日にオープンする。今回は16年ぶりにル・マン24時間レースのトップカテゴリーに復帰したポルシェワークスチームの応援がテーマとなる。

「Porsche Cafe Aoyama」は、ポルシェに関わるさまざまな情報を発信する期間限定のカフェで、ポルシェ・ジャパンが2012年から東京・神宮外苑いちょう並木の入口に佇む「Royal Garden Cafe 青山」で定期的に開催しています。その2回目の開催となる「Porsche Cafe Aoyama」が、6月6日(金)よりカフェレストラン「Royal Garden Cafe 青山」にてオープンとのことです。

今回の「Porsche Cafe Aoyama」では、ポルシェ・モータースポーツや16年ぶりに復帰・参戦するル・マン24時間レースの魅力を紹介。カフェのテラスには、ラグジュアリークラス初となるプラグインハイブリッド車「パナメーラS E-ハイブリッド」を展示するとともに、同モデルの試乗車両も用意そう。来場した全てのポルシェオーナーには、飲食料金の10%を優待(同伴者1名様を含む)するほか、今開催限定の「Le Mans ×Porsche Cafe」オリジナルステッカーも併せて進呈。

オープン期間は、6月6日(金)~6月15日(日)までの10日間。今回の開催でも前回に引き続き、「緑の東京募金」へポルシェオーナー利用代金の一部が寄付されるとのことです。


韓国の客船沈没事故 川崎市内の高校生が“友情”の募金活動を実施

Pink for October * Lazo rosa

今年4月に韓国で起きた痛ましい旅客船沈没事故。国を挙げて懸命な捜索活動が続けられていますが、日本でも事故直後から新聞やテレビで救助の様子を大きく伝えられています。亡くなった人の多くが修学旅行中の高校生だったとこともショックでした。

そうした中、5月23日、川崎市内の高校生が旅客船沈没事故の犠牲者らを支援しようとJR川崎駅前で募金活動を行いました。2011年の東日本大震災時に募金活動をしてくれた川崎市の友好都市、韓国・富川市の高校生の“友情”に応えようと企画されたそうです。

〈引用〉
gooニュースから。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20140524ddlk14040169000c.html?fr=rk
韓国の客船沈没事故の被災者らを支援しようと、川崎市内の高校生が23日、JR川崎駅前で募金活動を行った。事故では多数の高校生に加え、友好都市の韓国・富川市の市民も犠牲になったことから、交流を続ける「川崎富川高校生フォーラムHANA」のメンバーらが計画した。

募金活動を企画した川崎・富川高校生フォーラム・ハナ(HANA)は、川崎市と韓国・富川市の高校生による日韓交流団体です。年2回の交流を通してお互いの文化や歴史を理解し、一つになるという目標を掲げて活動しています。

募金は、ニュースては23日と紹介されていいますが、追加で24日にも実施。韓国で行われている犠牲者哀悼のメッセージを書き添える「黄色いリボン運動」にならって、リボンへのメッセージ記入も行われました。集まったリボンは富川市役所に送られ、募金は富川市の高校生を通して韓国赤十字に全額寄付されます。

日韓関係が冷え込んでいる中、次代を担う若い人たちがお互いの悲しみに共感し、思い遣りを実践する姿には深い感銘を受けます。そして未だに行方のわからない16人が一日も早く見つかることを願わずにはいられません。


知っている?募金箱の設置にもTPO

Gashapon

新しいスタイルの募金箱「缶バッチがもらえる“ガチャガチャ募金箱”」5月16日記事)このサイトも取り上げましたが、実は募金箱の設置場所や方法などには秘訣があるそう。

募金箱といえば店頭であったり会場の出入口であったり、人目につきやすいところ、それでいて導線の端のやや控えめなところに 置かれているケースが多い印象があります。設置方法もテーブルの上に透明なプラスチック製の箱を乗せただけというものが一般的ではないでしょうか。これではせっかくの募金の呼び掛けも、その日の人任せ・運任せ的になってしまいます。そこで京都地域創造基金では市民団体を対象に、募金箱をもっと有効的に機能させる方法を提案しています。

〈引用サイト〉京都新聞2014年05月20日
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140520000019

市民団体の資金集めを支援する京都地域創造基金(京都市下京区)が、募金箱を使って寄付を募りたい市民団体の支援に取り組んでいる。それぞれの団体に合った設置や管理の方法を提案し、募金箱を地域で広める仕組みづくりを目指す。

なるほど募金箱と言っても、設置する場所や管理する方法によってTPOのようなものがあるのですね。ニュースではそのノウハウについて、提案前と後で募金額にどれだけ差があるかについて触れられていませんが、これまで無造作に置いていた募金箱の存在を見直すいい機会になるかもしれません。

こんな統計があります。募金を含め広義の寄付を日米で比較すると、アメリカでは年間2,000億ドル(約20数兆円)を超える個人寄付が行われているのに対して、日本では個人寄付は約4,874億円。世帯当たりで見るとアメリカは約17万円、日本は約3千円となります。寄付の社会的位置付けや文化の違いで差が生じるのは 当然です。しかしそれを差し引いても差が大きすぎる感は否めません。寄付の方法にも違いがあるのかもしれませんが、言い換えれば日本の個人寄付もまだまだ伸びしろが期待できるとも受け取れます。

京都地域創造基金では設置先の開拓にも力を入れて、今年から新たに18カ所に募金箱を置き、市内で100カ所の設置をめざすとのこと。人々の善意が詰まった募金箱、設置に一工夫してもっと有効的に活用したいですね。


めざせJ1!めざせ日本代表! サッカーJ2ロアッソ熊本が街頭で募金活動

http://airoplane.net/

ブラジル・ワールトカップの開幕も間近ということでサッカー、日本代表ではなくJ2に所属するロアッソ熊本の話題を一つ。
今回のブラジル・ワールドカップで5回目連続の出場。そんな順風満帆な日本サッカーですが、現在Jリーグに加盟している全52チーム(J1・J2・J3併せて)もその勢いに乗って好調なチーム運営を行っているか、というと・・・

〈引用サイト〉熊本日日新聞、5月16日の記事から。
J2ロアッソ熊本を運営するアスリートクラブ(AC)熊本は16日、熊本市の下通アーケードでチーム存続に向けた街頭募金を行った。選手17人も加わり「チームが存続できるようご協力ください」と声をからし、市民に支援を求めた。
http://kumanichi.com/news/local/main/20140516006.xhtml

Jリーグの加盟規定によると、チームは独立した運営組織を有する法人として、健全な財政状態の維持に務めなければならないとされています。ではその財政を支えるチームの収入源の一番は広告料収入だそうで、次にスタジアムの入場料収入、そしてオフィシャルグッズ販売やファンクラブ収入などがあとに続きます。収入はJ1 の人気チーム、強豪チームになればなるほど増大し、J2・J3と下位にいくほど減少する傾向にあります。中には熊本市を本拠地とするロアッソ熊本のように存続が危ぶまれるチームも少なくなさそう。

ロアッソ熊本のホームページによると、今回の街頭募金で集まった額は235,774円。他にホームスタジアムやオフィシャルショップでも募金活動が行われ、その総額は5月21日現在7,578,358円になります。これでもまだ引用記事にある今期決算で求められている6,100万円をクリアするには程遠い状況。

ロアッソ熊本では今後も街頭募金などを続けていく予定だといいます。それを元にチーム強化を図り、今後J1昇格、さらに優勝を狙える強豪チームに成長すれば自ずとファンも収益も増えることでしょう。オフィシャルグッズの販売や試合の放映権料も伸び、さらに新しいスポンサーを獲得すれば潤沢な資金を背景により健全なチーム運営にあたることができます。反面、チームが全国区の人気チームになることで、それまで身近だった選手とファンの距離がだんだん遠くなり、街頭で気軽に声を掛け合えるような触れ合いも薄くなるかもしれません。ファンもチームが強くなることを願いつつ、でもいつまでも自分たちの手が届くところにいてほしいと願っているのではないでしょうか。
さて、6月14日にワールドカップ初戦を迎える日本代表。対戦相手コートジボワールを破って波に乗り、その勢いで優勝まで一気に登りつめてほしいものです。選手自ら街頭に立って募金をお願いする地道な活動が実を結び、いつの日かロアッソ熊本からワールドカップに出場する日本代表選手が出てくるかもしれません。がんばれ!ロアッソ熊本!


東北の自然再生の願いを込めて── 復興支援チャリティコンサート、6月に大阪で開催!

 

このサイトでも何度か取り上げている東日本大震災の募金関連ニュースですが、今回は自然環境保護の観点から復興を支援しようというチャリティコンサートのニユースが大阪から届いています。

引用: 大阪南港エリアの複合商業施設ATCオフィシャルサイト http://www.atc-co.com/event/000826/

大阪みどりのトラスト協会の設立25周年記念イベントとして、昨年開催された「緑の募金 東日本大震災復興支援チャリティコンサート in 西日本」。第2回となる今年は環境月間にあたる6月7日(土曜日)、大阪南港ATC海辺のステージで開催されます。

大阪みどりのトラスト協会は、和泉葛城山のブナ林や三草山ゼフィルスの森など大阪府内に残る貴重な湿地や動植物の自然環境保全、身近な街の緑化推進を目的として平成元年に設立された公益財団法人です。“みどりの未来をわたしたちの手で”をキャッチフレーズに、自然環境・生物多様性の保全と緑豊かで快適な環境づくりに取り組んでいます。
これまで東日本大震災の復興支援活動では、住民の生活安定や産業の再興、インフラ整備などが優先され、それらを取り巻く自然環境保護まではなかなか手が回らないのが現状です。今回のチャリティコンサートではそうした状況を踏まえ、自然環境保護の観点から、震災で被害を受けた地域を中心に森林整備および緑化を進め、東北の全体復興につなげようという願いが込められているのでしょう。

参加アーティストは昨年に続いて日本を代表するソウルシンガー上田正樹さん。「緑の募金 東日本大震災復興事業応援ソング ”今ある気持ち”」を合唱団の皆さんとともに熱唱します。同じく宮城県気仙沼市生まれで気仙沼市在住のシンガーソングライター熊谷育美さん、そして今年は新たにクリスタルボイスの持ち主、ソプラノ歌手雨谷麻世さんを迎えてステージを盛り上げます。東北の復興支援や環境問題に関心のある方は是非足を運んでみては?

詳細は次のとおりです。
日時:2014年6月7日(土曜日)午前10時30分~午後3時
場所:大阪南港ATC海辺のステージ(屋外 O’s パーク中央)
入場料:無料  出演者:雨谷麻世 熊谷育美 上田正樹
合唱団:大阪市立加美南中学校 支援協力:アマチュアバンド 数組予定